以下の論文や本を講読し、
最後に内容の紹介を大学院進学予定者およびM1の院生が行った。
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A. Weil : Numbers of solutions of the equtions in finite fields,
Bull. Amer. Math. Soc. 55(1949), 497-508
参加学生 7名 チューター4名
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J. Milnor : A note on curvature and fundamental group, J.
Differential Geometry, 2(1968), 1-7
参加学生 6名 チューター3名
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C. Feffermann : The multiplier problem for tha ball, Ann. of Math.
94(1971), 330-336
参加学生 5名 チューター 3名
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三輪・神保・伊達「ソリトンの数理」岩波講座応用数学
参加学生 5名 チューター 3名
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デカルト「幾何学」(Descartes : La Geometrie(「方法序説」の付録)の
邦訳)デカルト著作集 I、白水社
参加学生 4名 チューター2名
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建部賢弘「綴術算経」
参加学生 5名 チューター3名
内容的にはどれも高度なものであり、
参加学生の多くがまだ学習していない内容を含んでいたが、
チューターの熱心な指導もあって、
短期間のうちに新しい概念を皆がマスターすることができた。特に、
最後に学んだことを発表する必要があったので、
深夜まで勉強するグループが多かった。最後の発表会も、
始めてこうした発表をする学生が多かったにもかかわらず、
与えられて時間内によくまとめられた発表を皆が行うことができ予想以上の効果がもたらされた。
また、M2以上の院生やPDはチューターとして個々の学生質問にていねいに答え、
また深夜まで必要な個所の講義を行うなどして、数学の教育の意義を理解すると共に、
自己の数学の知識をさらに確実なものとすることができた。
また、多くの異なる大学の学生・院生・研究者がセミナーを通して親しくなり、
今後の数学の研究でも協力していくことが期待される。
なお、
けいはんなセミナーに関するアンケートでは回答者全員が次回のセミナーにも参加を希望していた。
今回のセミナーの案内が年末・年始にかかってしまったために、
学生への周知が必ずしも充分でなく、
結果として私学からの参加者が少なかった点は反省点である。
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