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現代の数学と数理解析 |
―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
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第8回 | |
日時: | 2007年6月8日(金) 16:30−18:00 |
場所: | 数理解析研究所 420号室 |
講師: | 竹井 義次 准教授 |
題目: |
漸近解析と微分方程式
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要約: |
変数やパラメータが0(あるいは無限大)に近づいた時の関数の
挙動を調べるのが漸近解析であり、その最も素朴で代表的な例が
関数のテーラー展開である。こうした漸近解析の考え方は、昔から
微分方程式を解析するためにいろいろな形で用いられてきた。 この講義では、上記のテーラー展開に加えてラプラス変換や複素積分 といった手法を援用しながら、漸近解析と微分方程式との関わりに ついて論じてみたい。 |
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