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現代の数学と数理解析 |
―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
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日時: | 2007年7月13日(金) 16:30−18:00 |
場所: | 数理解析研究所 420号室 |
講師: | 玉川 安騎男 教授 |
題目: |
射影幾何学の基本定理とその現代的展開
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要約: |
射影幾何学の基本定理は、今からちょうど100年前の
1907年に出版された Oswald Veblen の論文
``Collineations in a Finite Projective Geometry''
ではじめて(有限体上の場合に)証明され、また、
今からちょうど50年前の1957年に出版された
Emil Artin の著書 ``Geometric Algebra'' で詳しく
取り上げられました。
この講義では、まず射影幾何学の基本定理の内容 とその証明の概略を平易に解説します。その後で、 この古典的定理のいくつかの現代的展開について、 特に遠アーベル幾何への応用を中心にお話し したいと思っています。 |
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