全学共通科目講義(1回生〜4回生対象)
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現代の数学と数理解析 |
―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
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日時: | 2011年6月24日(金) 16:30−18:00 |
場所: | 数理解析研究所 420号室 |
講師: | 藤重 悟 教授 |
題目: |
離散凸関数と劣モジュラ性
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要約: |
整数格子点上の「凸関数」をどのように定義するのが
自然だろうか? マトロイドや劣モジュラ関数は,グラフや
ネットワークの最適化において極めて基本的であり有用で
美しい離散構造である. 本講義では,そのような離散構造を
一般化する道の先に見えてくる離散凸関数についてその概要を
紹介する. これは,多くの離散最適化研究者がその発展に関わり 室田一雄氏(東大)によって体系化され完成された「離散凸解析」の `はやわかり入門'のお話である. |
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