全学共通科目講義(1回生〜4回生対象)
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現代の数学と数理解析 |
―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
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日時: | 2011年5月20日(金) 16:30−18:00 |
場所: | 数理解析研究所 420号室 |
講師: | 星 裕一郎 助教 |
題目: |
射影直線を通しての代数幾何学・数論幾何学への入門
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要約: |
代数幾何学・数論幾何学は,どちらも,代数多様体と呼ばれる幾何学的対象をその基本的な研究対象とする数学の一分野です.
しかし,代数幾何学では複素数体などといった代数的閉体の上で定義された代数多様体の研究を行う一方,数論幾何学では有理数体などといった数論的な体の上で定義された代数多様体の研究を行い,その問題意識は大きく異なります. この講義では,「射影直線」という初等的な代数多様体を題材として,代数幾何学・数論幾何学の入門的な話題の解説を行いたいと思います. |
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