全学共通科目講義(1回生〜4回生対象)
|
現代の数学と数理解析 |
―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
| |
日時: | 2018年7月20日(金) 16:30−18:00 |
場所: | 数理解析研究所 420号室 |
講師: | 玉川 安騎男 教授 |
題目: |
整数と多項式の類似について
|
要約: |
整数と多項式(あるいは有理数と有理式)の間には、さまざまな類似があることが知られています。
特に多項式の係数が有限体の場合には、類体論、岩澤理論、ラングランズ対応など、整数論における
深い類似が存在します。この講義では、通常の複素数係数の多項式の場合に、そこまで深くはないが
十分興味深い類似をいくつか取り上げたいと思います。より具体的には、多項式の世界における
フェルマーの最終定理やABC予想の類似について解説したいと思います。
参考文献:
|
"http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/special-02.html" |