全学共通科目講義(1回生〜4回生対象)
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現代の数学と数理解析 |
―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
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日時: | 2019年5月31日(金) 16:30−18:00 |
場所: | 数理解析研究所 420号室 |
講師: | 小林 佑輔 准教授 |
題目: |
組合せ最適化における最大最小定理
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要約: |
最適化問題とは,与えられた制約の下で何らかの目的関数を最大化もしくは最小化する問題のことをいいます.その中でも特に,扱う対象がグラフやネットワークのような組合せ的な構造を持つ場合には組合せ最適化問題と呼ばれ,理論・応用の両面から盛んに研究されています.いくつかの組合せ最適化問題を解く(効率的なアルゴリズムを与える)際には,ある問題の最大値と全く別の問題の最小値が一致するという形の定理(最大最小定理)が重要な役割を果たします.本講義では,組合せ最適化の中でも,特にグラフ上の最適化問題に注目し,そこに現れる最大最小定理について紹介します.
参考文献:
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"http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/special-02.html" |