PC ベンチマーク: RDRAM vs DDR DIMM (Xeon 編)

Machines

Xeon2.2GHz / DDR DIMM:
Xeon2.4GHz / RDRAM:

Flops (浮動小数点演算能力)

MFLOPS(4) の値 (FADD:39回, FSUB2回, FMUL50回の単純ループ)
Xeon2.2G DDR
: 1390 MFLOPS
Xeon2.4G RDRAM
: 1520 MFLOPS
Slow ←

単位クロックあたりのMFLOPS(4) の値
Xeon2.2G DDR
: 0.632 FLOPS/Hz
Xeon2.4G RDRAM
: 0.633 FLOPS/Hz
Slow ←

【この計算はすべてCPUのキャッシュにおさまることに注意】

高精度π計算 (メモリ演算 + 浮動小数点演算 + 整数演算能力)

円周率3300万桁計算の実行速度
Xeon2.2G DDR
: 786 sec
Xeon2.4G RDRAM
: 759 sec
Slow ←

単位クロックあたりのπ計算速度
Xeon2.2G DDR
: 1730 sec*GHz
Xeon2.4G RDRAM
: 1820 sec*GHz
Slow ←

FFT (浮動小数点演算 + メモリ演算能力)

一点あたりの実行時間
単位クロックおよび一点あたりの実行時間

その他のベンチマーク結果

コメント

単位クロックあたりの計算速度はCPU処理能力に関しては公平になるが メモリ演算能力に関しては公平ではなくなるため正確な比較はできないが, RDRAM + i860 と DDR DIMM + E7500 のメモリの性能差はほとんど同じか, 違っても数パーセント程度だと思われる.DDR266ならはっきりした 差がついたはずだが,E7500 チップセットがDDR200でしか使えない仕様は, Intelの戦略のような気がする.


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