日本OR学会「最適化の理論と応用」研究部会

最適化の理論と応用
-- 未来を担う若手研究者の集い2014 --

[共催] 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 社会工学専攻

日本OR学会「最適化の理論と応用」研究部会(SOTA)では,定例研究会の他に,
学生の皆さんを中心とする若手研究者の研究発表・交流の場として
「未来を担う若手研究者の集い2014」と題した2日間の研究集会を以下の通り企画しています.
最適化を扱っている方はもとより,最適化関連分野の研究者が交流をなすべき話題を
お持ちの方々のご参加もお待ちしてます.

【基本情報】
開催日:2014年5月31日(土), 6月1日(日)
会 場:筑波大学 筑波キャンパス 春日地区 講堂
参加費:無料(ただし,宿泊,懇親会への参加は有料)
事前登録:不要(ただし,筑波大学の宿泊施設利用希望の場合は必要)
プログラム: こちらからダウンロードできます

【主な内容】

【特別講演】
今年は,連続最適化と離散最適化の分野を代表する 村松先生と田村先生にご講演頂くことになりました.

特別講演1: 田村 明久 (慶應義塾大学)
講演題目: アルゴリズムの評価:安定結婚問題を通して
講演概要:
最適化において,計算量や解の精度はアルゴリズム評価の重要な指標である. アルゴリズムの開発においてもこれらを気にする一方で,誰がアルゴリズムを 実行するのか,入力は正しいのかという点には無頓着である. 周辺分野であるゲーム理論や経済においては,むしろ我々最適化の研究者が 重視する計算量よりも正しい入力が得られるアルゴリズムかどうかが重要となる. 安定結婚問題を通して,このアルゴリズムの別の評価法について紹介する.

特別講演2:
村松 正和 (電気通信大学)
講演題目: 面の話:Part II
講演概要:
面というのは単なる表面のことではなく、そのものの実体を反映する重要な概念である。 そのことを主題にして今年の1月にオペレーションズ・リサーチに「面の話」という タイトルで解説記事を書かせていただいたので、その続きの話をする。 元記事を読んでいなくてもわかるように話すけれども、読んでいると理解が深まるかもしれない。

【一般講演・宿泊申込・旅費補助申込】
各種受付は終了しました.プログラムは
こちらからダウンロードできます.
一部の方には座長をお願いしておりますのでプログラムをご確認ください.



なお,本研究集会開催にあたっては吉瀬章子先生(筑波大学)はじめ,
多くの筑波大学関係の皆様にご協力いただいております.また,開催にあたり,
筑波大学大学院 システム情報工学研究科 社会工学専攻より
補助をいただいております.ここに記して感謝申し上げます.
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「最適化の理論と応用」研究部会
 
主査: 牧野 和久 (京都大学)
幹事: 小林 佑輔 (東京大学)