共同利用研究計画提案書用 (La)TeXマクロパッケージ (2023年度、女性参画推進型)

京都大学数理解析研究所・共同利用研究計画提案書用 (La)TeXマクロパッケージの 使用方法について説明します。このパッケージは次のファイルからなります。

common.mac

LaTeX, plain TeX共通のマクロ

sample-latex.tex

LaTeXのサンプルファイル

sample-tex.tex

plain TeX用のサンプルファイル

hakushi.tex

何も書いていない提案書を打ち出すためのLaTeXファイル

index.html

このファイル、マニュアルを兼ねます

kyodoriyo.mac

plain TeX用のマクロファイル

kyodoriyo.sty

LaTeX用のstyle file

kyoryokusha.dat

協力者のリストのファイルの書き方のサンプル

thisyear.mac

年度毎に定義の異なる字句(token)を集めたマクロ


LaTeX 版について


まず、LaTeX用のものから説明します。 も 参照して下さい。LaTeX2eでは次のように、
\documentclass{jarticle} \usepackage{kyodoriyo}
はじめて下さい。 ここから、各項目について説明します。まず、日付は次のように与えて下さい。
\日付={2022年10月31日}
\提案者={数研 葵} \提案者ふりがな={すうけん あおい} \提案者所属部局名職名={京都大学数理解析研究所 助教} \提案者めいるあどれす={xxx@xxxxx}
提案者の氏名、ふりがな、所属と職名、メールアドレスを書きます。 プロジェクト研究に関連するものは
\プロジェクト研究true
と書いて下さい。Trueの場合は、1ページ目の右上に「プロジェクト研究」と表示されます。
\研究計画題目={数理解析研究所の研究} \研究計画題目英文={Research on Research Institute for Mathematical Sciences} \研究計画題目英文有りtrue %\共同研究ぐるうぷ型えいtrue \共同研究公開型true \氏名={京都 瑞穂} \ふりがな={きょうと みずほ} \所属部局名={京都大学理学部} %%部局までお書き下さい \職名={教授} \email={xxx@xxxxx} \二人目氏名={} \二人目ふりがな={} \二人目所属部局名={} %%部局までお書き下さい \二人目職名={} \二人目email={xxx@xxxxx}
種別は共同研究(グループ型A)、共同研究(公開型)のうち、適当なもののコメント(%)を外して下さい。 代表者二人目を置く場合は「二人目」で始まる行を記入してください。
\旅費希望額={50万} %\以外の旅費支援有りtrue % 有 \以外の旅費支援無しtrue % 無 \主な支援資金名称={} \参考事項記載欄={}
旅費希望額を記入し、「※4.以外の旅費支援の有無及び資金名」について、有か無のうち、適当なもののコメント(%)を外し、主な支援資金名称を記入してください。 旅費支援に特段の配慮が必要な場合は、参考事項記載欄を記入してください。
\おんらいん共同研究希望={} %\おんらいん共同研究希望={オンライン共同研究希望} %\おんらいん共同研究希望={ハイブリッド共同研究希望} %\おんらいん共同研究希望={オンライン共同研究・ハイブリッド共同研究希望}
オンラインやハイブリッド共同研究での実施を希望する場合は「オンライン共同研究希望」等と書かれているいずれかの行のコメント(%)を外して下さい。
\研究実施期間始め={2023/3/5} %年は西暦で \研究実施期間終り={2023/3/7} %年は西暦で
あとは、必要な字句を上の例のように定義して下さい。 なお、協力者の人数はリストから計算しますので記入の必要はありません。 講究録別冊刊行について、次の3つから該当のものを選んで、その行頭の%を削除してください。
%\別冊希望true %\別冊不要true %\別冊未定true
組織委員の氏名を記入してください。(組織委員会がない場合は記入不要です。)
\begin{組織委員} <組織委員> \end{組織委員}
国際会議と関連する場合には、次のように字句を定義して下さい。
\会議名={日本数研会議} \開催期日期間={202?年??月??日 〜 202?年??月??日} \開催場所={東京}
提案計画の分野に対して次のように字句を定義して下さい。(以下は 計算機科学の基礎理論と数値解析が提案計画の分野で、そのうち計算機科学の基礎理論が主なものの場合)
\計算機科学の基礎理論={◎} \数値解析={○}
トポロジーだけは「\トポロジー」ではなく、「\トポロジ」であることに注意して下さい (ASCII TeXでは "ー" を命令に使えないため)。その他の分野の場合、
\その他={○} \その他の内容={xxx}
のようにしてください。 続いて、目的、関連する研究の経過、具体的な計画、参加予定者の主要な関連する研究業績を、次のように環境を用いて記述して下さい。
\begin{目的} <目的> \end{目的}   \begin{関連する研究の経過} <関連する研究> \end{関連する研究の経過}   \begin{具体的な計画} <具体的な計画> \end{具体的な計画}   \begin{参加予定者の主要な関連する研究業績} 参加予定者の主要な関連する研究業績はここに thebibliography などを用いて 書いて下さい。 \end{参加予定者の主要な関連する研究業績}
協力者のリストは別のファイル(ここでは kyoryokusha.dat )に、次のように1行あたり1名ずつ、各項目を「&」で区切って並べて下さい。
徳川 家康 & 東京大 & P 北条 政子 + & 横浜国大 & P 津田 梅子 + & 津田塾大 & P J. Caesar * & ローマ大 & AP 新島 八重 + & 同志社大 & AP 金田一 耕介 \# & 東京大 & A
協力者の数が 45人を超えても何の警告も出さないので注意して下さい。 オンライン共同研究での実施を希望する場合、オンライン参加の方の氏名に * 印をつけてください。 女性研究者の氏名に + 印をつけてください。 若手研究者(40歳未満)の氏名に # 印をつけてください。 最後に、協力者のリストの入ったファイル名を次のように指定してください。
\openin\でえたふぁいる=kyoryokusha.dat
協力者のリストを手書きしたい場合は次の行を追加して下さい。
\協力者false
LaTeXのファイルを次のように締めくくって下さい。
\協力者の表を作る   \begin{document} \表頁 \裏頁 \end{document}

plain TeX版について


plain TeX版は、
\input kyodoriyo.mac
から始めます。 も参照して下さい。提案者などの字句の与え方は LaTeX版とおなじですが、「目的」、「関連する 研究の経過」、「具体的な計画」、「参加予定者の主要な関連する研究業績」の与え方が異なります。 また、「組織委員」の与え方も異なります。
\組織委員{京都光、北条政子、S.Holmes、A.Christie、数研葵} \目的{目的はこのように書いて下さい。} \関連する研究の経過{関連する研究の経過はここに書いて下さい。} \具体的な計画{具体的な計画はこんなふうに書いて下さい。} \参加予定者の主要な関連する研究業績{参加予定者の主要な関連する研究業績はここに書いて下さい。}
最後にこのように締めくくって下さい。
\openin\でえたふぁいる=kyoryokusha.dat \協力者の表を作る \表頁\裏頁 \bye

その他


A4サイズをいっぱいに用いているので xdviでプレビューの際は
xdvi -paper a4
のようにして下さい。(プレビュアのデフォルトが US letterサイズになっている場合があります。) RIMS共同研究、RIMS研究集会の名称変更を行いました。(http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kenkyubu/RIMS-kyodo.pdf 質問・バグレポート・改善の提案は、400kyodo@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp までお願いします。