全学共通科目講義(1回生〜4回生対象)
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現代の数学と数理解析 |
―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
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日時: | 2024年7月12日(金) 16:45−18:15 |
場所: | 数理解析研究所420号室 |
講師: | 岸本 展 講師 |
題目: |
偏微分方程式と数え上げの問題
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要約: |
偏微分方程式の研究の中で、「特定の関係をみたす整数の組は(最大で)どのくらいあるか?」という類のことを時々知りたくなります。例えば、非線形シュレディンガー方程式の空間周期的な解の存在を示すのに、対応する線形方程式の解が満たすある不等式を用いるのですが、その不等式の証明では「半径Rの円周上にある格子点の数はRを大きくしたときRのどんな正のべきよりもゆっくりとしか増大しない」という事実が使われました。この講義では、担当者がこれまでに出会った数え上げのテクニックと非線形偏微分方程式への応用についていくつか紹介したいと考えています。 |
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