Abstract
ミラー対称性と組み合わせることにより、位相的弦理論(Aモデル)
を用いた量子化の方法からかなり単純でくみしやすい問題が得られる。
そこでは「コアイソトロピック・Aブレーンがミラー対称性のもとで
何に対応しているか?」が最も面白い問題となる。
表現論やゲージ理論に関係したいくつかの興味深い例、特にミラー側の幾何
がラングランズ双対群に自然に対応するような例において、この問題にどの
ように取り組むか説明したい。ハイパーホロモルフィックな層と(B,B,B)
ブレーンは位相的弦理論(Bモデル)による量子化において重要な役割を果たす。