数学基礎論サマースクール 2013
「証明と構成」


2013年8月5日(月)-7日(水)
慶応義塾大学 三田キャンパス

数学基礎論サマースクールは数学基礎論の普及のために例年開催されている講習会です。 ご興味のある方ならどなたでも歓迎します。 最初にチュートリアルの時間を設けますので、 あまり基礎論になじみのない方も気兼ねなくご参加ください。 なお、今年のテーマは「証明と構成」です。




スケジュール

10:00~11:00 11:15~12:15 14:00~15:00 15:15~16:15 16:30~17:30 18:30~
8月5日 受付(13:30~) 照井1 照井2 照井3
8月6日 勝股1 勝股2 新井1 新井2 根元1 懇親会
8月7日 勝股3 勝股4 新井3 根元2 根元3


講師と講義内容

新井敏康(千葉大学): Topics in intuitionistic propositional logic講義資料

主として直観主義命題論理におけるproof search, resolution calculus, disjunction property等について講ずる。


勝股審也(京都大学): 論理への圏論的アプローチスライド※講義は日本語で行います)

圏論が提供する様々な概念や構造は、論理の解釈や計算の数理モデルを整理し理解するのに大いに役立っている。 本講義では、このようなシナリオの中で代表的なケースである直観主義論理の意味論に焦点をあて、以下の内容を扱う。 参考文献:


照井一成(京都大学): チュートリアル講義資料

他の講義を理解するのに役立つであろう予備知識を提供する。具体的には、 一階述語論理のシークエント計算と自然演繹、 および古典論理と直観主義論理の関係について概説する。最後に 「なぜ構成的論理が重要か」について計算機科学の立場から論じる。

参考文献:


根元多佳子(北陸先端科学技術大学院大学): 構成的数学入門スライド

構成的数学には歴史的・哲学的背景がそれぞれ異なる様々な流派があるが、ここでは BHK 解釈を解説し どういった証明が「構成的」と考えられるかを紹介した後、構成的数学における実数の取り扱い、 いくつかの解析学の初歩的な定理の証明のどの部分が構成的に可能かあるいは不可能か、 どういった非構成的原理が必要かを見ていく。 具体的には次の定理との非構成的原理の関係を扱う予定である。 参考文献: