2026年度 離散構造(一部、2Qターム月木78限)
- 対象:
- 日時:2Qターム月木78限(15:25から17:05まで)
- 教室:W8-E308?
- ラマヌジャンと分割数
- スライド(2026年7月6日配布)
-
- nの分割で\forall i,\lambda_{i}-\lambda_{i+1}\geq 2となるのものは、各パートがmodulo 5で1,4となるnの分割と同数存在する
- nの分割で\forall i,\lambda_{i}-\lambda_{i+2}\geq 2となるのものは、各パートがmodulo 7で1,2,5,6となるnの分割と同数存在する
- nの分割で\forall i,\lambda_{i}-\lambda_{i+3}\geq 2となるのものは、各パートがmodulo 9で1,2,3,6,7,8となるnの分割と同数存在する
-
- nの分割で\forall i,\lambda_{i}-\lambda_{i+1}\geq 3 strict if \lambda_{i}\in 3Zとなるのものは、各パートがmodulo 6で1,5となるnの分割と同数存在する
- nの分割で\forall i,\lambda_{i}-\lambda_{i+1}\geq 2 strict if \lambda_{i}\in 2Zとなるのものは、各パートがmodulo 8で1,4,7となるnの分割と同数存在する
-
- ヤコビ三重積
- オイラー五角数定理
- (1-q)^3(1-q^2)^3(1-q^3)^3...=\sum_{r\geq 0}(-1)^r(2r+1)q^{r(r+1)/2}(ガウス)
- (1-q)^8(1-q^2)^8(1-q^3)^8...にも公式がある(クライン)
- 3=2^2-1, 8=3^2-1で、指数がn^2-1のときには公式がある(マクドナルド恒等式の特別な場合)。n^2-1は「トレースが0のn次対称行列の全体」の次元(自由度)と等しい。
- (1-q)^24(1-q^2)^24(1-q^3)^24...のq^nの係数はすべて0でないと予想されている(レーマー)
-
- ヤング図形とヤング盤
- ガウスと素数
- p=x^2+y^2の形に書けることと、p=2 or p\equiv 1 (mod 4)は同値である
- p=x^2+2y^2の形に書けることと、p=2 or p\equiv 1, 3 (mod 8)は同値である
- p=x^2+3y^2の形に書けることと、p=3 or p\equiv 1 (mod 3)は同値である
- p=x^2+5y^2の形に書けることと、p=5 or p\equiv 1, 9 (mod 20)は同値である
- p=x^2+23y^2の形に書けることと、p=23 or \tau(p)\equiv 2 (mod 23)は同値である(\tauはラマヌジャンのタウ関数)
- p=x^2+11y^2については、合同式と無限積(ただしラマヌジャンのタウ関数ではないです)の両方で条件が書かれる。実験で推測できますか?
-
- p=x^2-2y^2の形に書けることと、p\equiv 1, 7 (mod 8)は同値である
- 2p=x^2+5y^2の形に書けることと、p=2 or p\equiv 3, 7 (mod 20)は同値である
-
- 参考:平方剰余の相互法則については、去年の代数系の講義資料
-
- ガウス和とヤコビ和
- 3次剰余相互法則の特別な場合:pを5以上の素数とすると以下の2つは同値である(証明, 2026年7月30日配布)。
- z^3=2がmodulo pで解を3つ持つ
- pは3で割って1余り、p=x^2+27y^2の形をしている
- q(q^6;q^6)_{\infty}(q^18;q^18)_{\infty}のq^nの係数をa_nとすると、a_p=2とも同値になる