著書
[2] エリック・ラウガ(著) 石本健太(訳)
「流体力学超入門」
岩波科学ライブラリー323
岩波書店、2023年12月(B6版, 162ページ)
ISBN-10: 4000297236
ISBN-13: 978-4000297233
概要:
水や空気はどのように流れるのか.その運動をいかに制御するか。流体力学は自然現象の理解から,飛行機などの産業的応用まで幅広い場面や目的と関わっている.粘性,渦,乱流,レイノルズ数,不安定性といった重要な概念を高校数学レベルで解説.物理的なアイデアに焦点をあてて,現代的な視点で書かれた本格的入門書.
目次:
1 「流体」とは何だろうか?/2 流れがあると「粘性」が見えてくる/3 世界にあふれる「管内流れ」/
4 「次元」で現象の本質をつかむ/5 流体力学の歴史を変えた「境界層」/6 「渦」を見る,「渦」を使う/
7 パターンを生み出す「不安定性」/8 「流体力学」の未来
[1] 石本健太
「微生物流体力学: 生き物の動き・形・流れを探る」
ライブラリ数理科学のための数学とその展開AP1
サイエンス社、2022年12月(A5版・208ページ)
ISBN-10: 4781915590
ISBN-13: 978-4781915593
書評:
・山田道夫,新刊紹介:微生物流体力学-生き物の動き・形・流れを探る (pdf)
「ながれ」, Vol. 42-2, (2023) p. 117, 日本流体力学会
・飯間信,書評:微生物流体力学-生き物の動き・形・流れを探る (pdf)
「数理科学」Vol. 61-7, No. 721, (2023) p.70, サイエンス社
・内田就也,新著紹介:微生物流体力学-生き物の動き・形・流れを探る
「日本物理学会誌」 Vol. 79-4 (2024) p. 202,日本物理学会
doi: 10.11316/butsuri.79.4_202_1
取材:
・「流れを理解することで,生き物の姿が見えてくる!『微生物流体力学』はミクロの世界の名ガイド」
ザッツ・京大, No.142 (2023年7月26日) (website)
概要:
「数理科学」誌の連載記事「微生物流体力学への招待:生き物の形・流れ・動きを探る」(2019年4月号-2022年9月号)の待望の一冊化.理工系の学部生以上の読者を対象に,「形」と「流れ」が強く結びついた生き物の「動き」について,実例を適宜紹介しつつ,理論的な側面を重点的に解説.
目次:
第1章 微生物の流体力学/第2章 基礎方程式/第3章 微小遊泳の流体力学/第4章 流れ場の構造/第5章 流れの相互作用/第6章 集団運動とその性質/第7章 微生物流体力学の拡がり
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