今後のセミナーの予定
Schedules of future seminars
● 2026 年 10 月 30 日 (Fri) 16:00 〜 17:00
- 講演者
- 波多間 備 氏 (大阪大学 大学院理学研究科)
Sonae Hadama (The University of Osaka)
- 講演題目
- あるクラスの 1 次元非線形シュレーディンガー方程式の大域適切性および散乱
- 講演要旨
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本講演では,あるクラスの 1 次元非線形シュレーディンガー方程式 (NLS) を考える.
このクラスは Calogero-Moser derivative NLS (CM-DNLS) および intermediate NLS (INLS) を具体例として含む.
まず,初期値が L^2 の意味で小さいとき大域解が存在することを示す.
Chapouto-Forlano-Laurens (2026, preprint) は INLS の H^s における適切性を考察したが,彼らの結果では s>0 が仮定されていた.
我々の主結果は,小データの枠組みでは s=0 に到達できることを主張する.
次に,初期値が L^2 の意味で小さく,さらに方程式が追加の仮定を満たすとき,解が散乱することを示す.
追加の仮定を加えても,引力型および斥力型の CM-DNLS はともに具体例として含まれる.
ふたつの主結果の両方において鍵となる観察は,小澤-堤による双線形ストリッカーツ評価が,非常に粗いポテンシャル V(t,x) の付いた線形シュレーディンガー方程式に拡張できることである.