研究分野

流体力学、応用数学、数理生物学。

特に、生命現象に関わる流体数理(生物流体力学)。


研究について

幼い頃から凝り性な割には飽きやすい性格でしたが、学部生のときに京都・鴨川デルタ川の流れ自然の複雑さを改めて感じて以来、流体力学にのめり込むようになりました。流体力学は水や空気など、日常にあふれている流れに関する伝統的な応用数学の一分野で、特に工学と密接に関わって発展してきた歴史がありますが、現代でも常に新しい問題を提供し続けています。例えば、生物の遊泳や飛翔、生体内の流れは、身近な現象で生物学として面白いだけでなく、変形や移動を伴う複雑な境界と流体の相互作用は、数理的にも魅力ある課題です。複雑な流れや生命の現象を「ありのまま」にかつシンプルに数理で表現することを目指しています。


   ・ 私の研究テーマについて:河合塾「みらいぶっく〜学問・大学なび」の記事(中高生〜一般向け)

   ・ 私の研究成果について:academist Journalの解説記事(一般向け)

   ・ 研究生活に関するエッセイ:白眉センター記事「研究の現場から」(一般向け)

   ・ 微生物や細胞の流体力学について:

        雑誌「数理科学」の記事「微生物の流体力学」パーセルの講演拙訳)(理系学部生以上向け)


その他、連載中の記事や解説、取材記事等はこちらをご覧ください。


研究テーマ

生物流体力学の基盤的理論の構築を目指し、特に、低レイノルズ数流れの流体力学、微生物の遊泳運動、及び関連する応用数学の研究をしています。同時に、これら理論的および数値的な手法によって細胞スケールの生命現象を解き明かすことも研究の大きな柱です。また、実際の生物画像データの解析やデータ駆動型数理モデリング、及び流体力学に基づいた新たなデータ活用法の研究も行なっています。特に、


   ・ 流体中の生物の形状と流体方程式の対称性

   ・ 鞭毛や繊毛による遊泳の安定性と効率性

   ・ 精子の遊泳と受精に関わる流体現象

   ・ 非ニュートン流体と流体構造連成問題

   ・ 生物画像データの解析と数理モデリング


などの研究テーマに取り組んでいます。より詳細な内容は数理解析研究所所員ページをご確認ください。


また、大学院では様々なバックグラウンドをもつ学生を積極的に受け入れています。大学院の様子については数理解析研究所「流体力学」研究分野のページをご覧ください。

















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