RIMS(京大数理解析研究所)がIMU(国際数学連合)と合同で
女性数学者イベントを開催


京都大学数理解析研究所では、京都大学スーパーグローバル大学創成支援事業「ジャパンゲートウェイ構想」数学系ユニットの取り組みとして、フィールズ賞受賞者等の世界トップレベル大学に所属する国際的評価の高い研究者の招へいを行ってきました。その過程で2016年4月にIMU理事会も京都で開催されることが決定し、この好機に3月29日午後にRIMSが取り組んでいる女性研究者の人材育成の一助として、「女性数学者の話を聴いてみませんか?」のワークショップを開催し、女性研究者のほか、京都府や他県の高校生も参加しました。京都大学男女共同参画・国際・広報担当の稲葉カヨ理事の挨拶で始まり、森重文IMU総裁(京都大学教授)のご挨拶、小谷元子日本数学会理事長(東北大学教授)のご挨拶と総合司会により、イングリッド ドブシーIMU前総裁(米国デューク大学教授)、石井志保子東京大学教授、清水扇丈京都大学教授、佐々田槙子東京大学准教授、高津飛鳥首都大学東京准教授を講師に迎え、また、ジョン トーランドIMU理事(ケンブリッジ大学教授)の司会により、ジル メシロフ カリフォルニア大学サンディエゴ校教授が加わり、女性研究者の苦労やその克服方法などについて、大変興味深いパネルディスカッションで幕を閉じました。
プログラム


Daubechies教授

稲葉理事

小谷教授

森教授