国際交流

数学・数理科学の総合的分野における国際交流の我が国における最大の拠点として、本研究所は設立以来、関連する学問分野の外国人研究者の招へいに力を注いでいます。拠点事業を通じての外国人研究者と我が国の研究者、特に若手研究者との交流促進も重要な目的です。外国の諸大学、諸研究機関の数学・数理科学の研究者を、京都大学の客員教授、招へい外国人学者、外国人共同研究者、あるいは短期滞在の外国人研究員として受け入れ、また外国人留学生の受入等も積極的に行って研究交流・人材育成を図っています。

外国人客員教授

数理解析研究所では、3大研究部門にそれぞれ各1名の外国人客員教授ポストを設置し、海外から招いた数学・数理科学分野の研究者が順次着任して、国内研究者とともに共同研究を行っています。

国際共同研究拠点としてのRIMS

本研究所は、数学・数理科学の総合的分野において、海外からの著名な研究者が数多く来訪・滞在し、国内外の研究者が共同研究を行う国際共同研究拠点としての役割を果たしています。その活動は、アメリカ数学会会報(Notice of the AMS, 2004)に“RIMS, an Institute for Japan and the World(日本と世界のための研究所)”と評されるなど、国際的に高い評価を得ています。招へいする外国人研究者の滞在期間は1週間から半年程度、受入形態もさまざまで、共同利用研究に訪れる外国人研究者を含めると、年間の受入者数は約300名にのぼります。また、外国人留学生の受入等も積極的に行っています。国際共同利用・共同研究拠点として、国際共同研究を行う訪問滞在型研究の推進、拠点事業の国際公募の拡大と共に、若手研究者の国際共同研究支援も本研究所が特に力を注ぐ課題です。

学術交流協定

国際研究拠点の活動の一環として、数理科学分野における研究協力促進・発展のため、次のとおり学術交流協定を締結しています。

外国人訪問者数の推移・国別訪問者数など

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Research Institute for Mathematical Sciences (RIMS)