数理解析研究所は、多種多様な人々が日本の数学界において活躍できることを保証することが、 公私両方の観点から重要であると考えます。様々な状況に置かれている才能ある数学者たちに能力を 十全に発揮できる教育研究環境を確保することは肝要なことであり、数学が我々の社会の発展に貢献する ために必要不可欠であります。以下に、教育研究人材の多様性向上のために当研究所が導入した施策の 一部を掲載します。日本における女性の数学研究への参画を進めるため、社会的な性の平等と多様性の推進に 重点を置いた施策となっています。

数理解析研究所の行動規範について

本研究所における各種活動についての「行動規範」を定めています。
 URL:https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kenkyubu/20210521.pdf
上記行動規範を必ず熟読していただき、ご理解いただいたうえでご提案、ご参加いただくようお願いいたします。

「女性参画推進型」拠点事業について

RIMS共同研究(グループ型A)・RIMS共同研究(公開型)について、以下の条件を満たし、専用の提案書様式で提出された提案を「女性参画推進型提案」として取り扱います。
 1)研究代表者が女性であること(研究代表者が2名の場合は2名とも)。
 2)総講演者の半数以上が女性であること(その旨提案書に明記すること)。
 3)提案書に記載の参加予定者の半数以上が女性であること。
女性参画推進型提案は、2.事業経費の旅費希望額の上限を120万円とし、国際研究集会の開催を歓迎します。採択数は3件までとし、運営委員会で採否及び旅費額を決定します。不採択となった場合も、通常の事業経費(上限70万円)、選考方法(専門委員会及び運営委員会で審査、採択)で審議されます。

詳しくは、以下「公募情報(RIMS共同研究(グループ型・公開型)・RIMS長期研究員))」ウェブサイト内の「募集要項」、「提案書(女性参画推進型)」、「提案書記入要領(女性参画推進型)」をご確認ください。
  URL:https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/kyoten/ja/call_for_proposals-1.html
なお、女性参画推進型提案の「提案書」及び「提案書記入要領」は通常とは別様式になっておりますので、応募の際はご注意願います。

男女共同参画並びに若手研究者育成について

数理解析研究所は男女共同参画の推進並びに若手研究者の積極的参加を奨励しています。本研究計画作成の際は、ジェンダーダイバーシティや若手研究者育成の観点に充分にご配慮いただくとともに、当該研究計画を運営する組織委員等に女性が入ることを強く推奨します。数理解析研究所の拠点事業各種目への女性研究者並びに若手研究者の積極的な提案応募、研究集会での講演、参加を期待します。

共同研究開催期間中の保育室設置について

子育て中の研究者が安心して共同研究活動に参加できるよう、共同研究開催期間中に学内に臨時の保育室設置が可能です。詳しくは研究代表者か共同利用掛にお問い合わせください。

数理解析研究所バリアフリー対応

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女性参加に関するデータ

女性参加者数、女性講演者数、女性代表者数データの推移(年度別)
こちら

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Research Institute for Mathematical Sciences (RIMS)