全学共通科目講義(1回生~4回生対象)
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| 現代の数学と数理解析 |
| ―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
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| 第9回 | |
| 日時: | 2006年6月16日(金) 16:30-18:00 |
| 場所: | 数理解析研究所 420号室 |
| 講師: | 大木谷 耕司 助教授 |
| 題目: | 流体方程式の幾何学的性質 |
| 要約: |
理想流体力学の方程式は、いくつかの保存量(第一積分)を持つことが 知られている。これらは、解の幾何学的構造と関係するという意味で重要 である。講義では、2 ないし 3次元 Euler 方程式の保存量の復習から始め、 n 次元 Euler 方程式の保存量を、ごく初等的な方法で導出する。また、 微分幾何学の断面曲率の概念を用いた、流体粒子の不安定性についての結果 にも触れる予定である。 |
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