全学共通科目講義(1回生~4回生対象)
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現代の数学と数理解析 |
―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
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日時: | 2012年4月27日(金) 16:30-18:00 |
場所: | 数理解析研究所 420号室 |
講師: | 葉廣 和夫 准教授 |
題目: | 圏とTQFTについて |
要約: |
「圏」とは、「対象」の集まりと「射」の集まりからなる抽象的な構造です。
「関手」とは、ある圏の構造を他の圏の構造に移す写像のことです。
圏の構造は数学の様々な場面で自然に現れ、
圏論は数学における様々な概念を結び付ける言語の役割を果たします。 講義では圏と関手の概念について、いくつかの例を含めて解説します。 また、TQFT(位相的場の理論)と呼ばれる、「同境の圏」から「ベクトル空間の圏」への 関手について解説します。 |
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