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全学共通科目講義(1回生~4回生対象)

 

現代の数学と数理解析
―― 基礎概念とその諸科学への広がり
授業のテーマと目的:
数学が発展してきた過程では、自然科学、 社会科学などの種々の学問分野で提起される問題を解決するために、 既存の数学の枠組みにとらわれない、 新しい数理科学的な方法や理論が導入されてきた。 また、逆に、そのような新しい流れが、 数学の核心的な理論へと発展した例も数知れず存在する。 このような数学と数理解析の展開の諸相について、第一線の研究者が、 自身の研究を踏まえた入門的・解説的な講義を行う。

数学・数理解析の研究の面白さ・深さを、 感性豊かな学生諸君に味わってもらうことを意図して講義し、 原則として予備知識は仮定しない。

第7回
日時: 2012年6月1日(金)
16:30-18:00
場所: 数理解析研究所 420号室
講師: 星 裕一郎 講師
題目: 射影直線の被覆に関する数論幾何学
要約:
数論幾何学とは,有理数体や有限体などといった数論的な体の上で定義された代数多様体の研究を行う数学の一分野です.この講義では,「射影直線の被覆」という具体的な対象を題材として,「Belyi の定理」や「遠アーベル幾何学」などといった数論幾何学の話題の解説を行いたいと思います.

"http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/special-02.html"

 

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