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全学共通科目講義(1回生~4回生対象)

 

現代の数学と数理解析
―― 基礎概念とその諸科学への広がり


授業のテーマと目的:
数学が発展してきた過程では、自然科学、 社会科学などの種々の学問分野で提起される問題を解決するために、 既存の数学の枠組みにとらわれない、 新しい数理科学的な方法や理論が導入されてきた。 また、逆に、そのような新しい流れが、 数学の核心的な理論へと発展した例も数知れず存在する。 このような数学と数理解析の展開の諸相について、第一線の研究者が、 自身の研究を踏まえた入門的・解説的な講義を行う。

数学・数理解析の研究の面白さ・深さを、 感性豊かな学生諸君に味わってもらうことを意図して講義し、 原則として予備知識は仮定しない。

第4回
日時: 2015年5月8日(金)
16:30-18:00
場所: 数理解析研究所 420号室
講師: 小野 薫 教授
題目: Gauss-Bonnet の定理とその周辺
要約:
曲線や曲面の幾何からいくつかの話題を話す予定です。
例を挙げながら、微分幾何的には曲線や曲線の曲率を、位相的にはオイラー数を説明し、 それらをつなぐ Gauss-Bonnet の定理やそれに関わることを話します。
図書館などで読むことのできるものを参考文献として挙げます。

参考文献:

  • 小林昭七 曲線と曲面の微分幾何 裳華房
  • シンガー・ソープ トポロジーと幾何学入門 培風館


"http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/special-02.html"
 

 

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