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全学共通科目講義(1回生~4回生対象)

 

現代の数学と数理解析
―― 基礎概念とその諸科学への広がり
授業のテーマと目的:
数学が発展してきた過程では、自然科学、 社会科学などの種々の学問分野で提起される問題を解決するために、 既存の数学の枠組みにとらわれない、 新しい数理科学的な方法や理論が導入されてきた。 また、逆に、そのような新しい流れが、 数学の核心的な理論へと発展した例も数知れず存在する。 このような数学と数理解析の展開の諸相について、第一線の研究者が、 自身の研究を踏まえた入門的・解説的な講義を行う。

数学・数理解析の研究の面白さ・深さを、 感性豊かな学生諸君に味わってもらうことを意図して講義し、 原則として予備知識は仮定しない。

第10回
日時: 2010年6月25日(金)
16:30-18:00
場所: 数理解析研究所 420号室
講師: 山田 道夫 教授
題目: 多項式と数値解析
要約:
多項式は関数近似において多用されている.最も基本的 な定理はWeierstrass の多項式近似定理であるが、それ だけでは十分ではなく、実際にはさまざまの理論的背景 を持つ手法が必要となる.現代の高精度数値解析には、 このような多項式近似を基礎とするものが多く用いられ ている.ここでは、流体力学方程式の話題を含んで多項 式の重要性について解説する.

"http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/special-02.html"

 

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