全学共通科目講義(1回生~4回生対象)
|
| 現代の数学と数理解析 |
| ―― 基礎概念とその諸科学への広がり |
| |
| 日時: | 2015年6月26日(金) 16:30-18:00 |
| 場所: | 数理解析研究所 420号室 |
| 講師: | 望月 拓郎 教授 |
| 題目: | Ahlforsの補題について |
| 要約: |
幾何学の研究では様々な非線形な微分方程式(や微分不等式)が
自然に現れ、重要な役割を果たします。 その方程式(不等式)の解の大きさをなんらかの方法で抑えることが、 研究の第一歩としてしばしば重要になります。 この講義では、L. AhlforsによるSchwarz-Pickの補題の一般化と その証明のアイディアを説明し、 曲面の計量や曲率との関係を説明することで、 幾何学における非線形解析の例を紹介します。 また、Ahlforsの補題のアイディアを使える例として Hitchin方程式というものについても触れる予定です。 参考文献:
|
|
"http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/special-02.html" | |
