数学入門公開講座

今年度の受付は終了致しました。
申込をされた方で、受講料の振り込みがまだの方は、
受付返信メール(web申込の方)又は、申込受付連絡票(はがき・FAX申込の方)を
ご確認いただき、7月16日(水)までに振込を完了させてください。

本研究所では、数理科学の最新の成果をわかりやすく解説するため、 下記のとおり第36回公開講座を開催いたしますので、 興味のある方はお申し込みの上、是非ご参加ください。


1. 趣 旨
数学はあらゆる科学の基礎をなすものです。今回の講座では、社会人、 中・高校教師、大学生等ある程度数学的素養のある一般の方を対象に、 専門的題材をわかりやすく解説しようとするものです。
2. 期 間
平成26年8月4日(月)から8月7日(木)まで
(8月8日(金)に、各講師に自由に質問・討論できるオフィスアワーを設けました)
3. 時 間
毎日午前10時30分から午後4時まで
4. 場 所
京都大学数理解析研究所 4階大講演室
5. 定 員
120名(先着順)
6. 受講料    4,500円
(テキスト代を含め全講義を通しての受講料で消費税を含みます。 受講決定通知後に受講料を納入願います。 一旦納められた受講料は、理由のいかんを問わず、一切お返しできません。 振込手数料は別途受講者負担とします。)
7. 申込方法
(1) 受付期間 平成26年6月9日(月)〜平成26年7月7日(月)午後5時(必着)
(2) 手 続  インターネット・往復はがき・FAXでお申し込み下さい。

《インターネットでの申し込み》

https://w10.kurims.kyoto-u.ac.jp/kouza/  から6月9日(月)午前9時以降にお申し込み下さい。

《往復はがきでの申し込み》

 峺開講座申込」の旨 ∋疚勝淵侫螢ナ) 住所(郵便番号も記入のこと) づ渡暖峭罅´デ齢 職業(○○大学○回生、○○高校数学担当教員、主婦など) Э醜の動機 を官製往復はがきに明記の上、送付してください。
(返信ハガキ宛名にも住所・氏名を記入してください)

《FAXでの申し込み》

〃鑢召髻峺開講座申込」とし、上記◆銑Г鯡正の上、 申し込んで下さい。
(返信用FAX番号を明確に記載してください。)

※ 申し込みは 1人1通とし、複数の申し込みは無効とします。受講申込の受付採否は
    追ってお知らせします。

※ 今回取得した個人情報は、当公開講座以外の目的で使用することはありません。

(3) その他  受講決定通知書に、受講料振込の案内を記載しますのでご確認下さい。
        受講料入金確認次第、テキストを送付いたします。
        全日受講された方には、最終日の最終講義の後に受講証書をお渡しします。

8. 申込・問い合わせ先
       〒606−8502
       京都市左京区北白川追分町
        京都大学数理解析研究所
         「数学入門公開講座」係
            電 話 (075)753−7203  FAX (075)753−7272
            Email(※問い合わせ専用) kouza@kurims.kyoto-u.ac.jp
            http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/kouza


2014年8月4日-8月7日(第36回) 演題及び講師


乗法的情報による加法構造の復元     講師・星 裕一郎

 数や式に対するもっとも基本的な操作として、「加法(=足し算)」と「乗法(=掛け算)」があります。この加法・乗法という2つの操作は、非常に複雑に絡み合っており、例えば整数に関わる様々な問題の難しさは、ある意味において、この複雑な絡み合いに起因していると考えられます。一方、この絡み合いの1つの表れとして、数や式の適当な集まりに対して、そこで定義される加法を、その乗法的な情報によって記述・復元することができる場合があります。本講義では、そのようなタイプの数学的命題について、お話をしようと思います。

ビリヤードからシンプレクティック・トポロジーへ     助教・入江 慶

 解析力学のハミルトンによる定式化では、位置と運動量を組にして相空間というものを考えます。相空間の幾何、特にその大域的な性質を調べる分野をシンプレクティック・トポロジーといって、近年盛んに研究されています。ハミルトン力学系の周期軌道の研究はその起源のひとつで、現在でもこの分野の重要な主題です。
 講演の前半では、例としてビリヤード球の運動における周期軌道について考察し、バーコフによる古典的な定理を紹介します。この定理にはすでにシンプレクティック・トポロジーの一端が表れており、後半はそれを手掛かりに、より現代的な話題に進みたいと思います。

楽して計算するには −アルゴリズムの設計と解析     准教授・牧野 和久

 近年の情報化社会において、高速なアルゴリズムを設計することは極めて重要である。しかしながら、P vs NP問題に代表されるように、与えられた問題が効率的に解けるができるかどうかは、容易には分からない現状にある。
 本講義では、計算可能性,P,NPなどの計算量理論の基礎的な概念を説明すると同時に、高速アルゴリズム設計の意義や重要性を応用などを交えて議論する。その後、分割統治法や動的計画法などの高速なアルゴリズム設計のための手法およびその解析法を具体的な問題を用いて紹介する。
それ以外にも、NP困難な問題に対する最適化の手法を用いた近似アルゴリズムの設計法も議論する。

  8/4(月) 8/5(火) 8/6(水) 8/7(木) 8/8(金)
オフィスアワー
10:30〜11:45 星 裕一郎
11:45〜13:00 (休 憩)
13:00〜14:15 入江 慶
14:15〜14:45 (休 憩)
14:45〜16:00 牧野 和久

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